世界の皆様 ごきげんよう 世界のROUGOです。今日のお題は 老後 老人よ大志を抱け! ファッションは誰のためにあるのか です。
どうぞよろしくお願いいたします。先日 インスタグラムというSNSを使って自分の服装を長きにわたって写真投稿している80歳を超える日本人女性の記事を拝見させていただきました。
パット見 外国人かなと思うくらいスタイルの良い高齢マダムです。 とても素敵でした。
上の写真はモデルさんです(笑) 高齢マダムの写真は残念ながらお見せすることはできませんが モデルの写真にひけをとらない位の いでたちでした。
人間にとって 生きていくうえで 衣 食 住 の三つが重要だとされます。 私はこの三つの内 食が一番 その次住で 最後に衣がくる価値観です。
人間は食べなければ生きていけない。 住が無ければ雨風しのげず安らかに眠りにつくこともできません。衣はコロナ渦で自粛生活を余儀なくされた場合 家があればすっぽんぼんの裸体でいようがどんな格好でも過ごせます。外に出れば寒さをしのぐための防寒服は必要ですが夏の暑い日はTシャツと短パンで過ごせます。
そう思うと 衣は人によってどうでも好いものになります。無頓着な人 ずぼらな人にとっては衣服などどうでもいいでしょう。それでも生きていけますから。
私にとって衣は 嗜好品という見方をしています。
ファッションとは贅沢な物かもしれませんが 衣 食 住の中で一番個性を引き立たせるものでもあります。
先ほどの高齢マダムは10年以上前に愛する旦那様に先立たれて 生きる希望を失いかけたとき 自分の息子さんがカメラマンであることから自分のお気に入りの洋服を着ているところを写真に撮られるようになりました。それをインスタグラムに投稿してみてはと息子さん達に勧められたそうです。 写真を投稿し続けて8年以上の月日が流れ なんとフォロワーが9万人以上となりました。今では自分でカメラを撮影して投稿しているそうです。その日々の撮影が唯一の生きがいになりました。
人気がでれば出るほど誹謗中傷のコメントに心を痛めたそうですが そんなことは世の常だと考えて気にせず投稿しているところに共感を得ました。
しかし世の常とは言えどうして誹謗中傷するのでしょうか? 理解に苦しみます。日本人は特に他人を気にする傾向があり 良く言えば協調性がある。悪く言えば個性を嫌がり人並みに合わせます。それがファッションにも表れ 食事から生活スタイルまで世間の常識で生きようとさせられます。
若いときは ファッションに興味を持ち流行の服装で街並みを歩きショッピングしてたのが いつの間にか高齢になると流行りやファッションなどにすっかり興味が亡くなったような服装で街並みを歩いている老人を見かけます。いや 大半の老人が同じ色合いの服装でみな同じクローン人間に私は見えてしまうのです。
私も50歳を過ぎてから物欲は無くなりました。欲しいものもありません。服装も普段はラフな服装でことが済んでいます。ですがファッションにはいつも興味があります。自分のことも 他人のファッションにもです。
皆様 本来ファッションとは誰のものだと思いますか?
正解はありませんし人それぞれだと思います。ですので私の考えはファッションとは相手の為にするものだと考えています。相手に喜びを与えるのが私のファッション理念です。
老人は老人なりの老人であるべき 地味なダークカラーで装います。顔も体も地味なのにどうして服装で そのダークオーラをカモフラージュしないのでしょうか?
その点 欧米の老人はとても華やかな原色を服装に取り込んでいます。私は感心しています。見習いたいです。
日本の老人よ 大志を抱こうではありませんか 若者たちからオーラを奪い 気分が落ち込む服装で日々を過ごすより 明るい気持ちにさせてくれる服装で街並みを颯爽と歩き 若者たちに喜びを与える老人になろうではありませんか。
しかし残念ながら昭和の私よりも年配の方には理解していただけないと私は思っています。ですのでこれから老人になるシニア世代の皆様 私たちが率先して 人生が明るくなるファッションセンスを磨いていこうではありませんか!
※各々が楽しめる服装とは清潔さが基本であることをお忘れなく(笑)